「ぎっくり腰」とは何か?
ぎっくり腰は腰の筋肉の痙攣(けいれん)または一部断裂と、それに伴う組織の炎症と言われています。
「筋肉の痙攣」??
「筋肉の断裂??」
詳しく細かい症状の原因説明し始めると、
とって種類があって深いのが、このぎっくり腰の真相なのですが、
ここはいちばん簡単な症状での説明をしたいと思います。
皆さんの中で「脚がつる」という経験をされた方はお分かりになると思いますが、
筋肉がキューッと突っ張って非常に痛みます。夜中にいきなりつって、
痛みで目が覚める、または、運動中に足がつって、
必死にストレッチということがあると思います。
ぎっくり腰はあれが腰で起こると思って下さい。
ですから、
一般的には「ぎっくり」という名称は腰だけに独占されていますが、
「ぎっくり首」や「ぎっくり背中」など、実は体のあちこちで起こります。
足首のねんざは「ぎっくり足首」、
「ぎっくり腰」という名称は、おそらくギクッという鋭い痛みに対してのものだと思いますが、
ぎっくり腰は炎症を伴う急性の腰痛です。
「脚がつる」との違いは、炎症があるかないかです。
ですからぎっくり腰は「肉離れ」に近いと思います。
「腰椎ねんざ」と言われることもあります。
その炎症の痛みがひどい場合、魔女の一突きとも言われる
ぎっくり腰の「ギクッ」とか「ズキン」という鋭い痛みになるわけです。